おうち焼肉をするとき、「ホットプレートは何度にすればいいの?」と迷いませんか。強火にすればおいしく焼けそうですが、温度が高すぎると煙や油はねが増え、肉の表面だけ焦げてしまうこともあるんです。
結論からいうと、基本の設定は200℃前後がおすすめです。部位や厚みによって180〜220℃ほどに調整すると、焼きすぎを防ぎながら、香ばしくジューシーに仕上げやすくなりますよ。
ホットプレートで焼肉をする温度は何度が基本?
まずは200℃前後に設定する
家庭で焼肉をするなら、最初の設定は200℃を目安にしましょう。肉の表面をすばやく焼き固めやすく、中心まで火が入りすぎる前に食べられる温度です。
温度設定が「弱・中・強」だけの場合は、中温からやや強めを選びます。機種によって差がありますが、一般的には180〜220℃程度に当たることが多いようです。
予熱はしっかり行う
焼き始める前に、ホットプレートを5〜10分ほど予熱しておくのも大切です。天板が十分に温まっていない状態で肉を置くと、水分が出やすく、焼くというより蒸すような仕上がりになってしまいます。
温度表示が200℃になっていても、天板全体が均一に温まるまで少し時間がかかることがあります。最初の一枚をいきなり本命の肉にせず、野菜や薄切り肉で様子を見るのもよい方法ですよ。
最高温度にし続けない理由
ホットプレートの最高温度は230〜250℃前後の機種もあります。ただし、焼肉中ずっと高温にしていると、脂が急に熱せられて煙や油はねが増えやすくなります。
脂が多い肉では、200℃前後でも十分に香ばしく焼けます。焦げそうになったら温度を180℃ほどに下げ、プレートを少し休ませる。この小さな調整が、快適なおうち焼肉につながるんです。
部位別に見る焼肉の温度設定と焼き方
カルビ・豚バラなど脂の多い肉
カルビや豚バラは、まず190〜200℃から始めるのがおすすめです。脂が多いので、強火にしすぎなくても表面に焼き色がつきやすく、むしろ高温では脂が一気に落ちて煙が出やすくなります。
片面に焼き色がついたら裏返し、脂が透明になって肉の中心まで火が通ったところで食べます。何度も返すより、片面をしっかり焼いてから一度だけ返すほうが、香ばしさを出しやすいですよ。
ロース・もも・赤身肉
脂の少ないロースやもも肉は、200〜220℃が目安です。赤身肉は焼きすぎると水分が抜けて硬くなりやすいため、プレートを十分に予熱して、短時間で表面を焼くのがポイントです。
薄切りなら片面20〜40秒ほどを目安に、色が変わったら早めに返します。厚切りの場合は220℃で表面に焼き色をつけたあと、180〜200℃に下げて中まで火を通すと、外側だけ焦げる失敗を抑えられます。
牛タン・ホルモン・鶏肉
牛タンの薄切りは200〜220℃で、片面に焼き色がついたら手早く返します。焼きすぎると歯ごたえが強くなるため、中央まで火が入りすぎないタイミングを見極めたいところです。
一方、ホルモンや鶏肉は内部までしっかり加熱する必要があります。最初は200℃前後で焼き色をつけ、厚みがあるものは180〜200℃に下げてじっくり火を通しましょう。表面が焦げているのに中心が生、という状態には注意してください。
おいしく焼くための具体的な手順とコツ
肉を焼く前の準備
肉は焼く15〜30分前に冷蔵庫から出し、表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。水分が残っていると、天板の温度が下がり、焼き色がつきにくくなるんです。
味付き肉はタレが焦げやすいため、強火で長く焼かないことが大切です。最初から濃いタレに漬けている場合は、余分なタレを軽く落としてから焼くと、焦げつきや煙を減らせます。
焼く順番を決めておく
最初は脂の少ない肉や野菜から焼き、次にカルビや豚バラなど脂の多い肉へ進むと、プレートが汚れにくくなります。最初から脂の多い肉を焼くと、後の食材が脂っぽくなりやすいですよね。
味付き肉やホルモンは、できれば後半に回します。焦げたタレや脂が天板に残ったままだと、次の肉に苦みや焦げ臭さが移るため、気になったらキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
一度にたくさん置かない
ホットプレートに肉を並べすぎると、天板の温度が一気に下がります。肉から水分が出て、焼き色がつかず、べちゃっとした食感になりがちです。
天板の半分から3分の2程度を目安に、肉同士の間隔を少し空けて焼きます。焼き上がった肉を取り出してから、次の分を置く。この繰り返しだけでも、仕上がりはかなり変わります。
煙・油はね・焦げを防ぐ温度調整の方法
煙が出たら温度を下げる
煙が少し出る程度なら、脂が熱せられているサインかもしれません。ただ、煙が続く場合は温度が高すぎる可能性があるため、すぐに180〜190℃ほどへ下げます。
脂が天板にたまりすぎたときは、いったん肉を端へ移し、キッチンペーパーで拭き取ります。やけどを防ぐため、電源を切って少し冷ましてから行うと安心です。水をかけて冷やすのは避けてください。
油はねを少なくする工夫
肉の表面の水分を拭くこと、油を追加しすぎないこと。この2つだけでも油はねは減らせます。ホットプレートは肉そのものの脂が出るため、最初から多くの油を引く必要はありません。
脂の多い部位を焼くときは、プレートの温度を200℃前後に保ち、肉を少量ずつ焼きます。煙や油はねが気になるなら、周囲に新聞紙ではなく、汚れてもよい敷物や専用カバーを使うと後片付けが楽になります。
焦げつきを防ぐ温度の使い分け
焦げつきやすい味付き肉、薄い肉、野菜は180〜200℃。厚切りの赤身肉や牛タンは200〜220℃。このように、食材を置くときに温度を変えると失敗しにくくなります。
温度を下げたあと、すぐに肉を置かず、1〜2分ほど待つのもコツです。天板が落ち着いてから焼くと、急激な焦げや煙を抑えやすくなりますよ。
ホットプレート焼肉でよくある質問
Q1. ホットプレートの温度は220℃でも大丈夫ですか?
はい、220℃でも問題ありません。ただし、薄切り肉や脂の多い肉を長く焼くと、煙や油はねが増えやすいため、短時間で焼く場合に向いています。
迷ったときは200℃から始め、焼き色がつきにくい場合だけ220℃へ上げると安心です。最初から最高温度に固定するより、食材に合わせて調整するほうが失敗しにくいでしょう。
Q2. 肉がなかなか焼けないときはどうすればいいですか?
まず、予熱が十分か確認します。肉を一度に置きすぎていないか、冷たい肉を大量に並べていないかも見直してみてください。
それでも焼けない場合は、肉をいったん取り出し、プレートを200〜220℃まで戻します。水分を拭いてから少量ずつ焼き直すと、焼き色がつきやすくなります。
Q3. 焼肉の後半に温度が下がったら?
脂や汚れが多くなった状態で温度だけを上げると、煙が増えることがあります。いったん肉を取り出し、電源を切って天板を少し冷ましたうえで、脂や焦げを拭き取るのがおすすめです。
その後、200℃前後に戻して再開します。温度を上げ続けるより、プレートを整えてから焼くほうが、最後までおいしく食べられますよ。
まとめ
ホットプレートで焼肉をする温度は、まず200℃前後を基準にしましょう。脂の多いカルビや豚バラは190〜200℃、赤身肉や牛タンは200〜220℃、味付き肉や厚切り肉は180〜200℃へ調整すると、焼きすぎや焦げを防ぎやすくなります。
大切なのは、十分な予熱と、肉を置きすぎないこと。そして煙が増えたら、温度を下げて脂を拭き取ることです。最初から完璧な温度を狙わなくても大丈夫。200℃から始めて、肉の焼け方を見ながら少しずつ調整してみてくださいね。
